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2012年5月 6日 (日)

5月5日 「川の道」完踏記

ゴールデンウィーク中に、新井さんが520kmのウルトラマラソンに出走され、見事!完走されました。以下、完走記(完踏記)です!
以下、ブログ「UMzoffyのどこまで走るの」よりの転載です。 長文注意! 苦笑)

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川の道完踏記を綴っていこうと思います。なんせ520km、何回で終わるのでしょうか。あまり時間がかかると忘れてしまいそうです。

いつかはと出たいと思っていた川の道

1年目「萩往還140km」
2年目「萩往還250km」
3年目「川の道前半ハーフ」
4年目「川の道後半ハーフ」
5年目「川の道520km」

まあ、これが順当なステップアップでしょう。

昨年、飲酒運転と云う忌まわしい事故で瀬田さんの思いは寄居で途絶えました。その時に思いました。これきりで川の道は終わってしまう

のだろうか? もし翌年も開催されれば出場したい・・・・・

止めてしまった方が楽かもしれない。でも舘山代表はやめませんでした。私のステップが早まりました。萩往還を飛び越して川の道です。

まずはハーフから始めようと、そして翌年はフルにしようと決意しました。
時を同じくして、ガッチャごんことどらごんさんからフルにエントリーしようと誘われました。一旦は断りましたが・・・
フルに出たいという気持ちは最初からありました。誘われたことで日に日にフルにしたいという気持ちが強くなって行きます。そのためには鍛えなくては・・・・いっぱい練習しました。1月、フル520kmに申し込んでいました。

瀬田さんと一緒に川の道を辿って、太平洋から日本海まで旅することになりました。旅は、スタートの前日(4/29)から始まります。午後、文京区のシビックセンタに集合し説明を受けます。これに出席しないと出走は認められません。翌30日に葛西臨海公園駅前へ集合です。

たくさんの仲間がスタートを見送ってくれます。中には、萩往還へ向かう前、川の道後半へエントリーしているランナーもいます、嬉しいことです。

代表からの、「黙祷はしません、瀬川さんは皆さんと一緒にここにいます」の挨拶の後、
9:00にスタートです。
まずは公園内遊歩道を荒川の河口へ。ここで数名づつ集合して写真を撮り荒川を北上し長い旅が始まります。
清砂大橋を右岸へ渡ると、集団がばらけ始めます。旅は道連れ、今回もガッチャごんと行ける所まで行きます。

さて、スタート時点の天気ですがどんよりと曇り、湿度のある蒸し暑くいや~な汗が出てました。荒川の河川敷では、応援してくれる方も多く私設エイドでは飲み物やアイスキャンディーを頂きます。笹目橋を渡り左岸へ戻ります。

CP1は35.7km(30日12:47)彩湖畔になります。
ここではたと気づきます、ゆっくり休んで飲み物・食べ物を頂いていると、一気に汗が噴出し顔に噴いた塩で目が痛くなります。途中に私設エイドがあったとはいえ、500mlのペットボトルをまだ1本飲みきっていません。熱中症一歩手前のようです。

熱中症の一歩手前ぐらいでCP1を通過します。秋ケ瀬橋、羽根倉橋を過ぎると私設エイド。お待ちかねのビールエイドで一息つきます。このあたりからさらに暑さが増してきます。ガッチャごんと行けるのもあと少しと感じます。

CP2は49.6km(30日14:34)上江橋手前です。
橋を渡り、荒川と入間川の中洲に下ります。まだまだ暑さは続きます。100kmならばこのまま走りきってしまいますがここで頑張ってしまっては520kmを走りきれません。ガッチャごんとは別れます。

CP3は65.6km(30日16:40)吉見の桜堤公園入口です。
このあたりから雲行きが怪しくなってきます。雷とともに雨が降り出しました。本来であれば避けたいところですが火照った身体には恵みの雨です。帽子も脱いで全身でシャワーを浴びます。雨が止む頃、夕暮れが迫りつつあります。

CP4は74.5km(30日18:04)大芦橋です。ここではカップラーメンを頂きゆっくり休息します。出発の頃には薄暗くなり、最初の夜が始まります。CP4を出発ヘッドライトを点灯、後部赤色灯を点滅させて夜の帳の下りた大芦橋を渡ります。このあたりから、他のランナーとあまり

出会わなくなります。R17へ出ると、歩道も広くなり余裕をもって走れます。まだ時間帯は早いのですが、雨が降ったせいなのか人もまばらです。

CP5は86.7km(30日20:04)熊谷警察署前
交差点を左折し住宅街を過ぎると歩道が狭くなります。そのときです、油断です、つまずいて転びます。一瞬の判断で、リュックを背負っていることに気づき背中で受身をします、空のペットボトルが犠牲になりましたが、左肘と左膝を擦りむいただけで事なきを得ました。

原因は、歩道に水溜りがあり避けようと走った側溝・・・。蓋が浮いているところがあり、つまづいてしまいました。ここで転んだのはある意味良かったのかもしれません。涼しくなって走りやすくなりもしかしたらガッチャごんに追いつけるかもしれないと先を急ぎ過ぎてい

たのかもしれません。この先は歩道の無い道もありますので、ゆっくり確実に進むことにします。コンビニのトイレ借りて傷口を洗い流します。あえて治療はしません、ゴールする頃には瘡蓋になっているはず。走るのにも差し支えありませんのでゆっくり前へ進みます。

寄居市街に入る手前が100km地点になります。コンビニで100km記念のビールを飲んでしばしの休憩です。寄居市街に入って玉淀駅前で携帯が鳴ります、ガッチャごんです、次のCPで待っているから早く来いと・・・
本人は疲れて休んでいるとは言っていますが私のことを心配して待っていてくれているのでしょう。

CP6は108.5km(30日23:57)波久礼駅前です。
CP6ではガッチャごんがお待ちかねです。ここは去年の事故現場の直ぐ近くです歩道の無い国道が続きますので迂回路になります。CPで、軽く食事を頂き出発です。

この迂回路が結構な上り坂でした。途中トンネルを迂回する遊歩道はちょっと寂しく一人では躊躇しそうですね。国道へ戻ると歩道はありますがそれほど走りやすいとはいえません。2日目の夜が白々と明けると次のCPです。

CP7は129.8km(1日4:36)秩父市・上野町交差点
ここからしばらく「雁坂峠越え秩父往還」の逆走です。大滝温泉を過ぎ、ループ橋を超え、トンネルをいくつか抜けると中津川の分岐になります。おっと、その前に裏山口のコンビニで腹ごしらえをします。この先こまどり荘までコンビニがありません。(その先もしばらく無いんですけど)

CP8は159.0km(1日10:18)中津川方面分岐点
新緑の中、日差しは強いですが標高も高く暑さも薄らいできます・・・とはいえまだ暑い。10kmほど先の分岐を直進すると集落になります。こまどり荘は集落のはずれの方になります。

CP9は170.2km(1日12:25)こまどり荘
こまどり荘は全行程で3ケ所設けられたレストポイントの一つです、レストポイントでは最低2時間の休息が義務付けられており仮眠室も用意されております。まずは、お風呂です、旅の汗を流します。両腕と首筋の日焼けは少し沁みますが足には肉刺もなくまだまだきれいです。誠ちゃんカレーを頂きしばしの仮眠、1時間30分ほども寝たでしょうか。既にガッチャごんは起きており、真の姿でせかします。

ここからは前半の難所「三国峠」に向かいます。こまどり荘を出てしばらくすると砂利道になります。所々で走ることのできる区間もありますがほぼ上りで歩くことが多くなります。曇っているせいなのか、空がぼんやりと白い状態が続きますので思っていたより遅くまで明るく感じました。三国峠の最高点になる少し前に暮れて真の闇になります
ランナーのライトだけが山の中を点々としています。思います・・・電飾デビルマンを連れて来たい!

歩きを交えたせいでもありますが、思ったほどの上り坂ではなく淡々と進みます。
とあるコーナーを抜けると、前方に明かりが! 三国峠頂点のCPそして明かりは私設のエイドです。

CP10は188.5km(1日19:38)三国峠
CPでは、Tさんが私設でエイドを設営されており写真も撮っていただき、飲み物食べ物もご馳走になりました、ありがとう御座いました。暗く寒い、霧の降りる山中でいつ来るかわからないランナーを出迎えてくれる私設エイドそんな皆さんに支えられているからこそ楽しい旅が

出来るんです。三国峠を超えると長野県に入ります。道も舗装になり下り坂、スピードを出しすぎないようにセーブして走ります。

CP11は218.2km(2日2:12)南牧村・市場T字路
実はこのCP11前後の記憶があまりありません。おそらくは睡魔に襲われていたのと疲労でガッチャごんの背中だけを見て走っていたのでしょう。野辺山の坂が辛く上りきったところの自販機前で疲労困憊だったのは覚えています。何処だったんでしょうか、場所はよく覚えていませんがガッチャごんに先に行ってくれるように頼んだのだけは覚えています。

CP12は257.0km(2日9:40)佐久市・長土呂東交差点
まったく記憶にありません。リアルタイムでレポ入れているのが不思議です。このCP前後ではどこかで睡眠を取っていると思われますがそれも記憶にありません。小諸へ近づくにつれ記憶が蘇ってきます。小諸市街へ曲がる四谷の交差点で写真を撮ったり曲がった先のコンビニでビールを飲んだり歩行者用ボタンを押さないで、前を行き交う車をしばらくじっと見送っていたり。

CP13は264.7km(2日11:17)小諸グランドキャッスル
ここは中間点であり、前半のゴール、後半のスタート地点になります。何故か元気一杯でチェックインしました・・不思議ですね。

CP13の小諸グランドキャッスルも、今回2回目のレストポイントになります。ここには給食エイドがありませんので、直前のコンビニでおにぎりとパンを購入してきました。まずは、お風呂です。さすがに200kmを超えると、足も無事ではありません。右足の人差し指に肉刺が出来ています。左足の人差し指は全体が圧迫されたように充血しています。両足の疲労は相当なものですので、温水・冷水を交互に掛けて、疲れを取ります。コンビニのおにぎりとパンを食べて、仮眠室へ行きます。とにかく疲労を抜かなければいけませんので目覚ましはセットせずに寝ます。起きたのはちょうど3時間後でした。寝る前に別の部屋でガッチャごんが寝ているのはわかっていましたが、声はかけません。

彼には彼の戦いがあるのです。出発は16:15過ぎ、直前まで降り続いていた雨が偶然止みました。次のCPは上田城址、わかりにくい場所と聞いていたので明るいうちに着きたいと思っていましたが、ここであせって転んだりしてしまっては何にもなりません。そこで考えました。

明るいうちの到着はあきらめてゆっくり気楽に走ろう。気持ちを切替えてしまえば余裕のよっちゃんです。わかりにくいはずのCPもゆっくり地図を見ながら走れば何のことは無い、迷うことなく到着です。

CP14は283.5km(2日18:58)上田市・上田城址入口
思ったより早く着きました。ここからは夜の帳の中、善光寺へ向かいます。時折雨は降りますが、それ程寒くはありません。あっという間に300kmでお決まりのお祝いビールを飲みます。更埴ICの迂回で少し迷いましたがたいしたことは無く次のCPに到着です。

CP15は308.1km(2日23:12)長野市・篠ノ井橋北詰
ここから善光寺までは一本道です。ふと、メールが入ります。「善光寺に居たりしますw」・・ガッチャごんからです。どうも10kmも離れていないようです、寝ていたのかな? とはいえ、1時間半はかかりますので、追いつくことはかなり難しいでしょう。長野マラソンの時には

感じなかった善光寺までの上り坂、結構ありましたね~

CP16は321.0km(3日1:55)長野市・善光寺
善光寺では本堂までの参道を歩いていきます。この距離が意外と長かったりして・・・
大会が無事に終わることを願って大枚千円のお賽銭です。ところがこの千円が善光寺さんには安すぎたのか?はたまた、このまま順調にゴールさせては本人のためにならぬとご先祖様が思ったのか?
ここまでの320kmは序章でした。残り200km、ここからが苦行の旅となるのです。

善光寺を過ぎる頃から、雨脚が強くなってきます。睡魔も襲ってきて、市内の地下横断路で仮眠です。このあたりから、コンビニのコーンスープにお湯を注いで、身体を温めるためにようになります。夜明け前、肌寒くなり無人のフルーツ販売店の軒先を借りてタイツとインナーを追加で着用ここでも1時間ほど仮眠を取ります。起きると既に明るくなっており、次のCPに向けて走ります。

CP17は336.3km(3日6:55)長野・浅野交差点
交差点を渡ったところで、私設のエイドです。朝早くから雨の中を本当に頭が下がります。ワンタンスープの素麺入りがとても美味しくおかわりまで頂いてしまいました。ここでの情報では、ガッチャごんともそれ程離れていないようです。さすがにみんな疲れているようです。このあと、また足が上がるなくなり倉庫のひさしの下を借りて1時間仮眠。さすがにウルトラまたまた小復活です。雨も小降りからだんだんと止んで来ます。

CP18は353.8km(3日10:23)飯山市・飯山駅
実はここで大事な地図を落としてしまいます。ここで他のランナーを待ってしっかりと地図を見せてもらってさえいれば・・・・が後の祭りです。通勤電車の中で何度も地図はトレースしていたので、大雑把ではありますが、ゴールまでのイメージは出来ていると思っていました・・・・まさに過信です。

飯山から次のCP十日町までは一本道のはず・・・でした。飯山駅を出発すると、寺街を通り菜の花ロードに出ます。車道との交差で一度側道のトンネルをくぐります。ここからミスコースです。直ぐに土手を上がって菜の花ロードへ戻れば良かったのですが何故か真っ直ぐ町中へ向かってしまいます。そしてそのまま、飯山線沿いに千曲川の左岸を走り続けました。気が付いたのは遥か先、しばらく経ってからです。対岸の高いところにランナーが見えます・・・唖然
対岸の高いところにランナーが見えます。すぐに気づきました、飯山を過ぎると千曲川を渡って右岸を走る。何度も地図を見ていたはずです。一瞬「橋を渡れば本コースに戻れる」悪魔がささやきかけます。でもそれは許されることではありません。コースを外れたら、そこまで戻る・・・これがルールです。来た道を戻る・・・気持ちが折れます、萎えます。走れるのに歩いてしまいます、無意味に立ち止まります。時間だけがどんどん経過します。橋を見るたびに「渡ってズルしちゃおうよ」悪魔のささやきです。負けそうになります。でもそんなことで完踏して獲得した永久ナンバーなんて何の価値もありませんしそのナンバーを見るたびに後悔することでしょう。そんな時ナンバーカードに手を当てます。「瀬田さんが日本海まで連れて行ってくれる」
いつの間にか「瀬田さんを連れて行く」ではなく「瀬田さんが連れて行ってくれる」になっていました(笑)
いっそのことリタイヤしようかとも思いました。そんなときふと、ウルトラの神様T師匠が近くにいるはずと思い、電話をしてみます。まだ、飯山駅の手前・・・合流すれば連れて行ってくれるかもしれない。気力が戻ります。飯山駅へ戻りました。※後で調べたら、33.8km 6時間のロスでした(笑)。飯山駅では他のランナーと会います。T師匠はまだしばらく着かないとのことでしたので申し訳ないと思いながらも再スタートします。地図を見せていただきます。何度も見た地図です。何故間違えたのか不思議なくらいの一本道です。トンネルを潜って、今度こそ土手を上ります。落ち込むだろうって・・・いえいえ。心晴れ晴れ、気持ちスッキリです。ごまかさなかった自分を褒めてやりたい、瀬田さんが微笑んでくれています。そしてブログネタになるぞ・・・なんて思いながら(笑)

飯山駅からやり直しです。納得ずくとはいえ、このミスコースは痛かった。夕方には次のCP「かみや」に着いている筈が再スタートしてしばらくすると夕暮れになります。また、このコースがすごくきついんだな。本来は日本海に向かって下りのはずが延々と上りが続きます(ように思えます)。暗くなり雨も降り始める頃には、さすがにミスコースの疲労に寒さも重なり走れなくなってきます。歩きます、歩きます、歩きます。道は長野県から新潟県津南町に入ります。川の名前も、千曲川から信濃川に変わります。さすが豪雪地帯、山の中腹には雪も残り、そこからの寒気が霧のように山すそを降りてきます。

次の集落に着くと・・・津南町
また次の集落に着くと・・・津南町
そのまた次の集落に着くと・・・津南町
どこまで広いんだよ・・・津南町
やっと・・・・十日町

ところがまたこの十日町がまた広いときたもんだ。

次の集落も・・・十日町
その次の集落も・・・十日町
またその次の集落も・・・十日町
どこまで広いんだよ・・・十日町

やっとのことで十日町・土市交差点、角でスタッフが待っていてくれて久しぶりに人と話しができてほっとしました。と、ここで終わればいいんだが・・CPはまだ5km先。霧が立ち込める田んぼの中の道、見えるのは道路端の白線のみ、その白線を頼りに歩く歩く歩く。
ふと白線が消える、周りからは川の音。ライトで照らしても霧で真っ白。足を踏み外して川に転落したら・・・・
アスファルトに這って進むこと数m、やっと白線があらわれた。そんなこんなで疲労困憊・・次のCPへ

CP19は408.5km(4日2:11)十日町市「かみや」
CPではたくさんのスタッフのお出迎え。やっと人心地がつく。ここは最後のレストポイント・・・・・
はい、言われなくても2時間以上休みを取ります。まずはお風呂。前後のランナーの感覚は空いていることでお風呂は一人締め、危うく寝落ちしそうになる。400kmを過ぎている割には両足人差し指以外にダメージはなし、ちなみに私の足は中指が長い。誠ちゃんカレーの大盛二杯、シチュー、野菜スープ等、すべて頂き就寝・・・Zzzzzzzzzz
3時間後に目覚めるも・・疲労が残っていて・・2度寝。さらに3時間後に起床・・・計6時間、いつもより寝た。起きていくと・・・あらまだ居たの・・・スタッフの声。まあ、大会の途中に6時間も寝る選手は珍しいわな。出発前に頂く・・・誠ちゃんカレー大盛り。
「かみや」出発9:20、7時間滞在したことになる。

さすがに6時間近く寝ると体力も回復、快調快調。まあ、家にいるときより寝てるんで当然といえば当然。小雨が降り続いているのでカッパを着こんでスタート。この時点では走ってさえいれば、寒さも感じない。

CP20は427.2km(4日12:40)小千谷市・魚沼橋南詰。

このあたりの田んぼはまだ雪に覆われていた。

このあと数名に抜かれるがもうどうでもいいこと、昨日のミスコースのおかげで(笑)
こちとら、順位よりも完踏できるだけで幸せさ。それより目指すは噂の「和田エイド」・・・美味しいお酒が頂けるらしい。
ところが小千谷の町中を行けども行けども現れずもう次のCPになっちゃうよ・・・と思ったとたんにありましたよ「和田エイド」・・・・・あれ
武蔵UMCの面々が・・・・・何してんの

ってことで、ついたとたんに酒盛りの始まりおっとその前に、和田さんにご挨拶ご挨拶。何人のランナーに越されたことか・・・まっいっか。そんな時ウルトラのT巳師匠が到着。仮眠を取るらしい・・・じゃあT巳師匠と一緒に出よう。つーことで、T巳師匠が起きてくるまで宴会の続きよくよく計算すると、ここには都合1時間半滞在。

CP21は445.1km(4日17:45)小千谷市・越の大橋西詰
T巳師匠と、日暮れも近く寒くなってきたので、越の大橋の東屋で少し着込み休んでいると車がすっと止まり、中から黒Tシャツのお方が

あれ、どっかで見た顔・・・・えっ・・靴下部長???

そうなんです、RxL SOCKS の部長さんがわざわざ埼玉の地から愛車プリウスに乗って駆けつけてくれたんです。
まさかの穴あき靴下を写真に撮ってもらいました(笑) 車内には奥方と愛犬のフィッツ君まで、有難う御座います。靴下談義をし、美味しいお漬物を頂き、いざ出発です。靴下部長はこのあとガッチャごんの応援にゴールへ向かう。
このあたりになると、もう残りは75km。どんどん距離も少なくなるはずでした・・・・長岡までは。長岡市、久しぶりに大きな街です。

CP22は457.7km(4日18:53)長岡市・大手通交差点
すでに暗くなった長岡市内、両側にアーケードがある繁華街を進みます・・・が楽しいのはここまででした。町外れのコンビニでコーンスープを飲み終わったあとです。人家が少なくなると田んぼが広がる広大な越後平野。大会前、真っ直ぐ何処までも続く一本道にめげると言われていましたが、それが何の問題にもならないほどの大問題が・・寒さです・・寒波といってもいいでしょう。豪雪地帯・十日町での寒さを乗り越えておりましたのであれ以上は無いだろうと思っていましたが、ありましたよ。冷たい雨と風です、冷たい風が吹き付けてきます。

CP23は481.1km(4日23:49)三条市・三条大橋南詰
携帯電話が水没して使用不能になりました。いつの頃からか、ハーフのランナーとの2人旅になります。バス停などで仮眠や休憩を取りつつ少しづつ進みます。そんな時に追いついてきたのがT巳師匠です。地獄に仏とはこんな時に使うのだと思いました。萩往還など百戦錬磨のT巳師匠です。これくらいの雨や寒さは想定内のようです。この人に着いて行けばゴールできる・・・確信しました。歩きと走りを交えて確実に進みます。無駄に休憩を挟んだりしません。そうなんです、寒いときには動いていればいいんです。止まっていては体が冷えて、次に動き出しにくくなってしまいます・・・・当たり前のことですね。その当たり前のことが実践できてなかったんです。またひとつ、教えを請いました・・・感謝m(__)m ここから、時折ランを交えながら確実に進みます。師匠にべったり張り付いて、それまで考えられなかったような快調なペース(とはいえほとんど歩きですがw)進みます。

CP24は508.5km(5日6:10)新潟市・大野大橋南詰
この頃になると、雨風ともに優しくなります。師匠は先に行けといいます・・・・できません。師匠と一緒にゴールしたい・・・・それだけです。浪花節かもしれません・・・・それでもいいんです。残りは12km、ゴールを対岸に見ながら日本海へ向かいます。

CP24は516.3km(5日7:54)新潟市・日本海岸
瀬田さんの見たかった日本海へ到着です。瀬田さんは、たくさんのランナーと一緒にすでにここに到着しているはずです。そして「遅かったぞ」「でもがんばったな」って言ってくれているようです。そして横には導いてくれたT巳師匠がいます。

残り4km、まさにウイニングロードです。橋を渡ると、偶然師匠の新潟の仲間達がランニングをしていました、5分遅ければ出会えなかったでしょう。何と言う偶然でしょう。残り3km、急ぐことはありませんゆっくり行きましょう。

GOAL 520.0km(5日9:03)新潟市・「ホンマ健康ランド」
ゴールテープの向こうに、舘山代表とたくさんのスタッフが出迎えてくれます、そしてここでも瀬田さんも。

120時間3分21秒の長い旅が終わりました。

たくさんのスタッフ、ボランティア、応援、仲間、そして瀬田さんに見守られての旅でした。皆さん、ありがとうございました。

長い旅も終わりました

旅の途中は「もう二度と出たくない」・・・そう思いながら走ってました。
旅が終わると「もう一度出てみたい」・・・何故かそう思うようになりました。
GW期間中ですので、家族の同意も必要ですね。

時間内完踏、永久ナンバーをGETできました・・・・しかし、もう一度出ないと、そのナンバーを見ることは出来ません。舘山代表のしてやったりの顔が浮かびます(笑)

帰りの新潟駅・新幹線のホーム、キャリーバックに腰掛けて、プレミアムモルツを呑んでいると新潟TV?のスタッフからTVカメラを向けられました。そう、今日は5月5日GWの真っ只中です。Uターンラッシュの取材に来ていたようです。

「東京から荒川~千曲川~信濃川経由で新潟の河口まで走ってきて、今はその帰りです」

おそらくすぐには理解できなかったのでしょう。他で取材をして、しばらくしてから戻ってきて

「もっと詳しく教えてください」・・・・・・舘山代表、「川の道」の宣伝をしておきましたよ(笑)

瀬田さんのこと、帰宅してから家族に話しました。不在中に心配をかけたくなかったから。

おわり

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